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効果的なのにあまり知られていないトリックや、巧妙なサトルティなど、私のお気に入りを紹介します。
2010年11月20日 (土) | Edit |
しばらくアウトプットが続いたので、最近はまた意識的にインプットをしています。そんな中、加藤英夫さんのCard Magic Library 第2巻に面白いものを見つけました。

記憶術をテーマにしたカード当てです。観客のカードを特定する原理としてはごくごく一般的なものなので、いろいろとやり方は考えられるでしょうが、当て方が良いのです。ストレートに当てるのではなく、まさに記憶を辿っていき、観客のカードに近づいていくように見せる演出が、観客に強いインパクトを与えます。

周辺情報を散りばめることによって、マジシャンがやろうとしていることに一貫性を持たせるという手法が非常に有効に使われています。もしくは、メインイフェクトを細分化して観客に見せることにより、その過程をリアルに感じさせるという捉え方をしてもよいかもしれません。

現象はまったく違いますが、アルマンド・ルセロ氏のサンドイッチの手順も、ジョーカーが観客のカードに迫っていく感じをリアルに表現するために、サブとなるイフェクトを織り交ぜています。

ルセロ氏のトリックはスライハンド面での難しさがあるので実行するのはなかなか大変ですが、このロレイン・ストームは比較的簡単に実験することができますので、上記の手法の持つ力を体感することができるでしょう。

ハリー・ロレイン氏はトリックなしの記憶術でも有名なので、このトリックがますます説得力を持つのでしょう。しかし、これだけを単独で演じても大変効果的だと思います。



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