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効果的なのにあまり知られていないトリックや、巧妙なサトルティなど、私のお気に入りを紹介します。
2010年03月24日 (水) | Edit |
東京に遊びに来ている大阪のマジシャン、和泉圭佑さんと話してきました。去年初めてお会いした時には正直ちょっと絡みにくいな~(失礼!)と思ったのですが、実際には非常に謙虚で、しかも熱い心を持った好青年。勉強熱心で行動派なので、話していて大変刺激になります。

細かい技法の出典なんかも詳しいんです。知らない名前どんどん出てきますもんね。どれだけ本読んでるんだろう、圧倒されます。マジックだけじゃなく、読書法の話なんかでも盛り上がりました。

ひとしきり話した後は、東大に移動して奇術愛好会で和泉さんのレクチャー。都合により全部は聴けませんでしたが、テーブルホップでの心構えの話にはうなずかされました。これはマジックだけに限った話ではなく、もう生き方に関わるような内容でしたね。若いのに素晴らしいです。

あっという間に時間が過ぎ、気付けばお互いあまりマジックを見せ合うことはできませんでした。また次にお会いするのが楽しみです。


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2010年01月12日 (火) | Edit |
入江田くんのお誘いで、この土日、東京に遊びに来ていた桂川新平さんとお会いしてきました。新平さんは僕の敬愛するカーディシャンで、気配りと美学の塊のような方です。いつも優しく接していただきますし、テクニックや見せ方に対するこだわりがいちいちツボで、お話しするたびに刺激を受けています。

土曜日はマジック仲間で集まって見せ合い。日曜日は僕がOBとして大学のサークルでレクチャーをする会があったので急遽お招き。もう最高に楽しい2日間で、脳内モルヒネ出まくっておりました。

新平さんの見せてくださる手順、使われているテクニックはどれも細部まで研ぎ澄まされており、マジシャンが見ても普通に引っかかりますし、素直に楽しめます。また怪しい動作が極限までと言っていいほど消されており、解説を聞いた後にもう一度観ても騙されてしまいます。

この域に達するには、当然のこととして練習に相当な時間をかけ、数え切れないほどの場数を踏まれているわけですが、そもそも目指しているレベルが非常に高いということが重要です。目指す理想のレベルが低ければ、いくら努力をしたとしても、高みに達することはできません。新平さんは並のマジシャンが納得する、はるか先を見ているように思います。

もちろん、高い理想を100%イメージどおりに実現し続けるのは大変です。そして、理想どおりの流れで演じることができなかったとき、新平さんはそれを「淀んだ」という言葉で表現されます。

見ている人にとってはその「淀み」はほとんど気づかれることもない、ごくごく微妙なものです。でも新平さんは、そのわずかな「淀み」を取り除き、純度を上げる作業を繰り返し繰り返し、丁寧に続けているに違いありません。でなければ緻密で繊細で、それでいて迫力のあるあの演技は生まれないと思うのです。

新平さんと話してると、砂漠の民の逸話を思い出します。

「我々は、北極星を目印に前に進む。
北極星を見て進んでいても、北極星に着くことはないかもしれない。
しかしいずれ、目的の地にたどり着くことができるのだ」




2009年12月27日 (日) | Edit |
忘年会に行く前に上野公園で見た大道芸人がなかなか面白かったのでご紹介。

大道芸人 金子くん
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すごい人だかりができていました。観客との絡み方と、ネタとネタのつなぎ方、たたみかけ方がよく見かける芸人さんと違って面白いです。見かけたらぜひ。

あとついでですが、土日の井の頭公園でよくパフォーマンスしているMr.Daiもおすすめです。というか必見です。何度見ても面白いです。



2009年12月10日 (木) | Edit |
少し前の東京ダイナマイトのブログがえらく熱かった。なんかかっこいいです。



2009年12月01日 (火) | Edit |
週末、日向大祐さんのお誘いで、一緒に大阪へ行ってきました。目的は佐藤総さんにお会いすること。お聞きしたいことは山ほどあり、半ば質問責めにしてしまいましたが、とても丁寧にお話しいただきました。

佐藤さんおすすめのバー、SADEではなんと佐藤さんのお父様も来られ、マスターのSADEさんも含めてその場にいる全員が何かしらマジックを演じるという特殊な状況(笑)。そのどれもが見たことのないものばかりで、いちいち刺激を受け、驚いておりました。そして皆さん、年齢に関係なく若い!といっても決して賑やかではなく、物静かで品の良い方たちばかりなのですが、それぞれに熱いものを感じました。

佐藤さんの演じるマジックは各所での評判どおり、魔法。大げさなところも怪しげなところもなくゆったりと進むのですが、現象が「えっ、もう?」と思う間に起きてしまいます。マジックというのは「上手い」と言われてはだめ、思わず笑うしかなくなるような不思議さがないとだめだと常々思っていますが、実際にその感じを味わうことというのはほとんどありません。しかし佐藤さんのマジックは本当に不思議なのです。そして単に不思議というだけではなく、なんと言えばいいのでしょう、雰囲気があるのです。

このワクワクした感覚が私の拙い文章で伝わっているかどうか心許ないのですが、本当に久しぶりの興奮を覚えました。深夜まで話し込んだにもかかわらず、翌日は妙に早起きし、薄暗いうちからカードをもてあそんでいると、佐藤さんに見せていただいたアイディアと私が以前気に入ってよく使っていたある技法とが化学反応のように結びつき、ひとつのトリックと呼べるものがあっという間に出来上がりました。相当テンションが上がっていたのだと思います。

でも実はこれ、すごい偶然なんです。順を追って説明します。

佐藤さんがいくつか演じられた後、マスターに「あれお願いします」とリクエスト。
SADEさんが特殊な技法を使い、Play It Straightの不思議なバリエーションを演技。
それを見て私がBlockbusterを思い出し、皆さんにご紹介。
それを見て佐藤さんが昔やっていたトリックだと、非常に奇妙で不思議な小品を演技。

まずこれに相当なインパクトを受けました。先に触れた佐藤さんのアイディアというのがこの小品です。

それとは別に、日向さんが佐藤さんのオールバックの改案について言及。
オールバックで使われているあるサトルティの話でひとしきり盛り上がる。
自分のオールバックのバリエーションを思い出し、うずうず(笑)。
日向さんが「大原さんも手順ありますよね?」と振ってくれたので、喜んで披露。

先に触れた「以前よく使っていた技法」と言うのが、このオールバックで使うあるテクニックです。

佐藤さんのアイディアも、私の少し前のトリックも、その場の話の流れで偶然に思い出されたものです。そしてその2つが組み合わさって、翌朝に今までになかったものが生まれたわけです。そんな大げさにとることもないのかもしれませんが、こういうの、私はすごいラッキーだと思い、幸せな気分になるのです。

佐藤さんのアイディアから生まれたトリック、ぜひまた佐藤さんにお会いしてお見せしたい!またひとつ、楽しみが増えました。



(週末の感動体験は、これだけではありません。続きます。)



2009年07月05日 (日) | Edit |
後輩であり、友人であり、大好きなマジシャンである日向大祐さんが遊びに来てくれました。FISM直前のリハーサルを兼ねてマジック談義です。

手順自体はこの2年半大事に育ててきたもの。その力を最大限発揮できるよう、細かい動作、台詞回し、間の取り方、観客との心の通わせ方など、いろいろとディスカッションし、微調整を行いました。

あとはのんびりと最近あたためてたトリックやアイディアを見せ合ったり、家族や舞台やその他の話。

よく笑いました。そしてよく唸りました。いつもたくさんの栄養をもらいます。

多才で前向きで、繊細だけど人なつっこい彼の演技は、見る人を幸せにする力を持っていると思います。彼の友人の多さが、それを物語っています。ぜひ一度、生でご覧ください。

銀座Cascade(カスケード)
毎週金曜日20:00~23:00

「Magic of Magic」 FISMクロースアップチャレンジャーナイト
■日時:7月13日(月)18:30開場、19:00開演
■会場:アールズアートコート(JR新大久保駅から徒歩8分)
東京都新宿区大久保1丁目9-10