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効果的なのにあまり知られていないトリックや、巧妙なサトルティなど、私のお気に入りを紹介します。
2011年09月18日 (日) | Edit |
モダクラ劇場最終回、無事にお客さんも集まり、終了しました。昼夜合わせて4回の演技、楽しかったー^^
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

そして今回もいろいろと勉強させていただきました。以下、備忘録として。

■新作のディーリングデモンストレーションについて

・20人の観客に対して演じると、思っていた以上に現象が見づらい。
・現象が起こる場所を予告することで観客の反応はある程度向上。
・演技の中で用いた技法上の工夫は功を奏していた(打上げで確認)。

■観客からデックを借りることについて

・客席のマジシャン率がそれなりに高くても、一般客が混じっているとなかなかデックを借りづらい。
・マジシャンも一般客のふりをしたいのではないか^^;
・さすがに純粋に観客として来ているときにはデックを持っていないマジシャンも多いのかもしれない。

■観客にデックを返すタイミングについて

・今回はトリネタでカードを散らかすため、借りたデックで演じ続けると最後の回収と返却の際に間延びする。
・借りたデックでないと不思議でないトリック以外は、途中で自分のデックに切り替えて問題ないのではないか。
・実際、マジシャンのデックに切り替えても観客はそれほど気にしない様子。
・マジシャンとしても、使い慣れたデックの方がいろいろと安心。
・借りたデックでオールバックを演じ、すぐに返すという流れそのものがジョークとなり笑いが起こる。

■打上げで伺った話など

・自分では最高と思った演技でも、ビデオを見ると全然できてないことがある。
・逆に自分ではだめだと思った演技でも、ビデオを見返すとそれほどひどくない場合がある。
・落ち込みから早めに抜け出して、また前に進んでいくことが大事。
・パス談義。
・亡くなった高木重朗氏の無邪気さ、片倉雄一氏の繊細さ。ダブルショックの変遷。
・打上げに参加した学生マジシャンのコインの扱いがきれい。
・それに食いついたゆうきさんも楽しそうにコインをいくつか。
・ルー・ギャローによるギャローピッチのパロディ?が面白い。

今回得たことを、また愚直にPDCAサイクルに乗せてぐるぐると回していきたいと思います。発見のチャンスを与えてくださった庄司さん、ゆうきさんに感謝。そして目標の10回達成、お疲れ様でした!


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2011年07月19日 (火) | Edit |
先週の土曜日は急きょ、サタデーナイトマジックに出演することに。今回は、先日書いた通り、これまでやり慣れたものを中心に構成しました。とは言っても、トリネタはかなり久しぶりに演じるもの。10年程前は必ずと言って良いほど演じていたんですが、年齢に合わなくなったのか、ここ数年は料理しきれずに持て余していた手順です。ゆうきさんに背中を押されたこともあり、トライしてみました。

演じてみて、納得はしきれないもののそれなりに反応もいただけ、まだ通用するかな?繰り返し演じていれば感覚をつかめるかな?という感じ。完全に封印したつもりだったんですが、やってみて良かったです^^

終わった後、ゆうきさんからもフィードバックをいただきましたが、自分では思いもよらなかった視点からのアドバイスに目からうろこ。言われてみるとシンプルな話なんですが、他のことに気を取られていると気付かないものですねえ。やはり見ていただくことは大事です。

別のコインの手順についても、もう少し安全性を高める必要があるとのこと。確かに。

当日ははやふみさんも飛び入りで参加されました。ほんとに飛び入りということで2ネタだけ披露されましたが、まずは前日のドクターレオンライブでも演じられていたパケットトリック。安定した演技で楽しませていただきました。やはりやり慣れた手順は強いですねえ。自信を持って演じることの大切さをここでも再認識しました^^;

そして2つめは、先日JCMAで龍野さんも演じていた「すごろく」。シンプルな手続きながら意外なクライマックスを持つ良い手順で、大きな反応が起こっていました^^

ところで以前に触れた野島さんの3枚組DVD、Historyがいよいよ発売だそうです。僕も推薦文を書かせていただきましたが、野島さんの作品にも効果を落とさずに負担を軽くする工夫が随所に散りばめられています。実際に手を動かしてみて、自分ではたどり着かないある意味ずぼらな(でも有効な)方法論に、「ああこれでいいんだ!」と驚いたりしています。

演者の負担を減らして、演技に集中できるようにすること。自信を高いレベルで保つためにも、安全性を高める工夫が重要。そんなことを気付かされた週末でした。



2010年11月01日 (月) | Edit |
いや~、楽しかったです。1日に4回演技をするのは久しぶりでしたが、ほんと勉強になりますね。

実は今回、先日演じたポーカーデモンストレーションのショートバージョンを急きょ組み立てて演じたのですが、初回で想定していなかった操作ミスがあり、クライマックスがかなり面白いことになってしまいました(汗)

急いで原因を解析して解決策を講じたので、後の演技ではミスはなかったのですが、やはり組み直した手順は十二分にリハーサルをしないといけませんね。

それにしても4回も演じると、初回でへこんだのも束の間、終わってみると手順にますます愛着が持てるのが嬉しいですね。初回だけだと手順自体を嫌いになってしまい、もう二度と演じない!と思ってしまったかも知れません(笑)。

また、同じ手順でも途中に挟む小ネタやちょっとしたジョークなど、狙い通りに演じられた部分とそうでない部分が毎回違い、その細かい差を肌で感じられるのも良いですね。演技を終えるごとにいただいたアドバイスを参考にしながら次の演技での改善プランを考え、実際に試して結果を見る。こうした作業を短時間の内に繰り返せるのは本当にありがたいことで、たくさんの気付きを得られた上に手順も良くなり、お客さんにも喜んでいただけるなんて最高です^^

演技順の関係で全員は見られなかったのですが他の皆さんの演技も楽しませていただきました。特にゲストのひとり、オガさんの演技を初めて拝見することができて良かった。噂には聞いていたのですが、期待を上回るエンターテイナーでした!お客さん皆が笑顔になるような、素敵なキャラクターの持ち主ですよ~。

台風が心配で打上げに参加できなかったのが残念でしたが、演じる方でも見る方でもすっかり楽しませてもらい、上機嫌で帰宅。良い週末でした^^



2010年10月18日 (月) | Edit |
やってきました。今回の目標は、素朴ですが「落ち着いてゆったりと演じること」でした。今年は何回か人前に立つ機会をいただいていますが、油断するとすぐ演技が速くなってしまうのです。

前半後半1回ずつ、2手順を演じたのですが、前半はやや焦ってしまったものの、後半は直前にまた自己暗示をかけ直し、かなり落ち着いて、適度な緊張感の中で演じることができました。個人的な感覚では、少なくとも年内ではベストの状態だったように思います。場数効果が少しずつ出始めているのかもしれません。

前半ではカードアクロスや3カードトリックなどコマーシャルなもの、後半はポーカーデモンストレーションを演じました。ポーカーデモンストレーションについては、先週のレクチャーの後で、ずっとあたためてきた手順が無性にやりたくなり、ハンドリングを手直しし、台詞や演出を新たに追加した上で臨みました。お客様にも恵まれ、自分としてはかなり良い形で提示できたのではないかと思っています。

ポーカーが日本ではポピュラーではないため演じるのにどうしても抵抗があるのですが、やってみると意外に良い反応が得られるのだということをあらためて確認できました。実は直前まで不安があったのですが、ゆうきさんに「あえてやってみようか^^」と背中を押していただき、本当に良かったです。

また、ポーカーをテーマにした作品を多数お持ちの桂川新平さんにも、事前に「ポーカーハンドってどの程度観客に伝わるんですかね?」と相談したところ「ロイヤルストレートフラッシュなんか、ルール知らない人にもすごい役だってことは見た目だけでちゃんと伝わるから大丈夫ですよ^^」と力強く答えていただき、勇気をもらうことができました。ゆうきさん、新平さんありがとうございました!

表現としては、もう少し演技に強弱を付けたい気もするので、そちらは今後また少しずつ磨いていきたいと思います。

打ち上げではゆうきさん、トロスト会の(?)齋藤さんに立て続けに幻惑されたり、ちょっとしたアイディアを見ていただいたり、教えていただいたりと、楽しかった~。マジックの魅力をたっぷりと堪能した1日でした^^




2010年09月06日 (月) | Edit |
前回紹介したポール・ウィルソン氏のJulie’s Numberを試してみた感想。

子供もいて、お酒も入ってという場ということもあり、やはり前回指摘した観客にとって意味不明な手続きのあたりで、見ている側の集中力が落ちていくのを感じました。ここを面白く見せる方法を何か考えたいところです。

そもそも、4枚をデックの中で変化させるというプロット自体が、マニア好みなんだなということを再確認。1枚をダブルリフトで変えた方が、一般の方には分かりやすくて受けるわけです。それでもあえて凝ったプロットを演じるのであれば、演出上、何か十分なお膳立てをする必要があるのだということをあらためて痛感しました(汗)。

ゆうきさんも先日「自分達が(一般の方にとって)すごいことをしているということを、マジシャンはつい忘れてしまうんだよね」と仰っていましたが、ほんとにそうですね。気をつけなくてはいけません。

ちなみにこの日一番受けたのは、子供が持っていたポケモンのマジックトランプを使って演じた、「ナプキンの中にばらばらに入れたトランプの中から手の形をしたスライムが覚えたカードを捕まえてくる」という簡単な即興マジックでした。ちょっと特殊ではありますが、その場のものを使って演じるというのはやはり特別感があるのでしょうね。

今回は、一般の方の目線に久しぶりに触れることができ、いろいろと考え直すきっかけになりました。現場感覚を、もっと大事にしていきたいと思います。



2010年07月19日 (月) | Edit |
ゆうきさん、庄司さん主催のゆったりとクロースアップマジックに参加してきました。濃いメンバーの濃い演技に驚き、笑い、圧倒された一日でした。

僕も演技をさせていただいたのですが、今回は緊張が悪い方に出てしまった感じ・・・。6月のサタデーナイトマジックで演じたのと同じ手順だったのですが、「今日はちょっと早口だったね」とのコメントを多数いただきました(汗)。

マジシャンの集まる場でどんな演技をするかというのは僕にとって難しい問題で、学生時代に和田祐治さんから「素人にもマニアにも受けないと本当はだめなんだよね」と言われてからずっと頭を悩ませています。

せっかくマジシャンに見せるのであればどこにでもあるマジックをどこにでもある演じ方でやっても仕方がないし、マニアにしか理解不能なトリックをやるのも違うと思いますし。

そんなわけで僕がマジシャンの前で演じるのは、一般客相手を想定していながら、その方法論がマニア視点から見るとちょっと面白いかも、というものが多くなっています。これなら何とか一般客もマジシャンも(ポイントは違っても)何かしら楽しんでもらえるのではないかという言わば苦肉の策というわけです。

ただこのやり方だと、一般客が一人もいない環境だと、途端に説得力がなくなります。実際に驚き、楽しんでいる人がいないとその方法論にも興味を持ってもらえません。やはりきちんとマジシャンをも驚かせ、もしくは楽しませることができるようになりたい、と痛感しているところです。

一緒に演技させていただいた佐藤総さん、一太郎さん、ふじいさんは、そんな僕の悩みのはるか先で観客を沸かせていました。そして皆さん自分らしさが前面に出ていて、それも大きな魅力になっているのです。僕も早くその域に達したいものですが、焦ってすぐに良くなるものでもありません。できることをちょっとずつ、積み重ねていきます。



2010年04月26日 (月) | Edit |
昨日は大学のサークルの新歓で演技をさせていただきました。卒業して10年も経つのに、声をかけていただき、ありがたいことです。

レクチャーを除いた純粋な「演技」というのは本当に久しぶり。放っておくと緊張感が悪い方に高まっていくので意識的に演技モードに心を切り替えなくてはなりません。これまでにうまくいった演技やJCMAのレクチャーでの高揚感を舞台袖で思い出し、気分を盛り上げて本番に臨みました。

結果としては、現象的には手痛い失敗が中盤に2つ。そこから必死に立て直した後、予定通りの演技に戻り、全体としては、おおむね喜んでいただけたようで、何とか役目は果たせたかなと。

立て直しに使ったのがFuture Moveを用いた手順。直前まで演じるかどうか迷っていて結果的には外したトリックだったのですが、非常に反応が良く、練習しておいて本当に良かったです(笑)。

ただこの手順、演出上、元々マジシャンがちょっとした失敗をしたように見えるんですよね。実際まともに失敗した直後に演じるのは本当は得策ではなかったかもしれません。単に失敗を繰り返しているように見えかねませんので。

そう考えて昨日の演技全体を振り返ってみると、オープニングのトリックもトリに演じたトリックも、マジシャンが困った状況に陥り翻弄されるという、いわゆる「災難系」のものだったことに気がつきました。自分でもそういうタイプのトリックが好きなのは分かってはいたんですが、1つの演技の中に、狙ったのが3つ。狙わなかったのが2つ。計5つもの災難に見舞われており、これはさすがに多すぎだな、と反省しています。

練習の際には制限を設けずにいろいろとチャレンジをすべきだとは思うのですが、実際の演技の際には、やはり無理をしない。無理をするにしてもミスの対策はきちんと講じていないといけませんね。ずーっと昔に教わったこと、あるいは人に教えていたりしたことなのですが、あらためてその大事さを身を持って知ることになりました。

分かってるはずのことを、きちんと実践できるようになりたいものです。精進します。



2009年12月24日 (木) | Edit |
12/23は妻の実家でクリスマスパーティ。美味しいお料理とワインを楽しみ、マジックもしてきました。以下、備忘録を兼ねて。

520円トリック

初挑戦でしたが、これは受けますね。まだ自分の台詞になっていませんが、とりあえず台本どおりにやるだけで不思議な現象が起こり、笑いも取れてしまうのが素晴らしい。今まで味わったことのないタイプの反応が面白かったです。この感覚は何度か試して体に染み込ませ、演技パターンの幅を広げたいと思います。

3フライ

10年くらい前から憧れはあったのですが、最近ようやく形になってきました。これはこの1、2年でポール・ウィルソン氏、ゆうきさんの演技を映像で見たのが大きいです。表現方法について意識を変えると、比較的易しく演じられるんですね。今回演じた中でも特に反応が良かったです。マスターするのに時間がかかったので喜びもひとしおです。

佐藤総さんのトリックにインスパイアされたトリック

感動体験 その1で触れたトリックですが、最近気に入って何人かに見せています。いろいろと手直しすべきところはあるのですが、一般、マニアを問わず驚いてもらえるようです。さらに磨きをかけたいトリックです。

M.O.S.P.を使ったサンドイッチ

15年近く演じ続けているもの。M.O.S.P.の動画公開直後だったので、その効果を再確認したくて演じてみました。う~ん、我ながらこれは良くできています(笑)。ただし、いつもと導入を変えたために、余計な疑念を生じさせたようで、これは新たな発見でした。このトリックを演じる際は、事前にシャッフルさせたり、フリーチョイスであることを強調することが大事ですね。こういう細かいところが印象を大きく左右したりしますので注意が必要です。



こうして振り返ってみると、けっこうやりましたね。全部がお気に入りで、反応も良く楽しく演じられました。課題である「ゆったり演じる」も少しはできたような気がします。




2009年11月22日 (日) | Edit |
駒場祭に遊びに行き、久しぶりに少しだけ演技してきました。一般の方にもそれなりに受けるのですが、勘がなかなか戻ってこないな~、という感じ。どちらかというとマニアの方が面白がっていたような気がします。個人的にはマニアにも受けるマジックを目指しているつもりなのですが、マニアにこそ受ける方向性に偏っているのかも知れません。まだマニアにしか受けない、ということもないので、今のうちに軌道修正したいところです。

後輩のkrakenさんも来ていましたが、さすがに場数をこなしているだけあり、余裕を感じました。正直、その上達ぶりにびっくり(←失礼)。演じるトリックにしても、観客への接し方にしても、勉強になりました。また、失敗を恐れず常にいろいろとチャレンジしていて、そこから大きなフィードバックを得ているというのが分かります。行動と思考をサイクルさせるのってやっぱり大事ですね~。

マジック仲間にはここ数年であたためていたアイディアを吐き出し、すっきり。概ね好評だったようで、少し自信を得ました。特に若手にはパスが刺激的だったようです。調子に乗って、解説書を久々に少し書き進めました。思いが強すぎてなかなかまとまらないのですが、こういうものは時間をかければいいというものでもないですね。効率化効率化。

自分のためのメモとして、昨日実験してみたものを順不同にリストアップ。

・空の手からのコインの出現
・ワンコインルーティン
・3フライ
・1234(単発でしか演じられなかったのですが、帰宅後手順に組み込む方法を思いつきました。)
・チンカチンクのアイディア
・3枚のコインの変化(これは今のところ単発でしか演じられない)
・ポーカーデモンストレーション
オイル&ウォーター
Future Moveを用いた3枚のカード当て
・親指
・薬指

ちなみに一昨日ブログに書いたDiamond Cut Diamondのバリエーションも実演してみましたが、まだ良さを十分に伝え切れていないですね。不思議なんだけど何をどう驚いたら良いのか分からない、といった印象を受けました。考えすぎだったかな。より原案に近いプロットで組みなおしてまた試してみたいと思います。