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効果的なのにあまり知られていないトリックや、巧妙なサトルティなど、私のお気に入りを紹介します。
2016年03月11日 (金) | Edit |
先週土曜日、サークルの後輩のライブ、Melting Potを観てきました。

3人の演者が入れ替わり立ち替わり登場し、ときどきお互いに絡みながら進行する、サロンスタイルでのライブで、客席はほとんどが一般客。

お客さんと仲良くなる、がテーマということで、半分以上の演目で、何らかの形で観客を巻き込むよう工夫されていました。

お手伝いする観客を選ぶのも、マジシャンが単に指名するのではなく、アイテムを近くの人にどんどん渡していって、最終的にそれを持っている人に手伝ってもらったり、カードにサインさせるのも、名前ではなくメッセージを書いてもらうようにしたり・・・。

ここまで観客にやらせて、負担に思われないのかな?とちょっと心配しながら見ていたのですが、皆さん最初は戸惑いつつも、けっこう楽しんでいたようです。

演者側が、お客さんのアクションに対してちゃんとリアクションしていたのが良かったですね。観客と絡むと言いながらいわゆる客いじりに終始したり、観客に何かやらせておいて、それを回収しなかったりすると、観客との心の距離は離れていくのですが、これなら巻き込まれた方も巻き込まれがいがあるというものです(^-^)

バンクナイトもゲームっぽい雰囲気が出せてましたし、お客さんからもらったお題に合わせての即興マジックも、盛り上がってましたね。

で、こうして一体感を作り上げた上での、全員参加マジック。これがまた観客側の作業が多い!・・・のですが、もうそれが苦にならない空気が出来上がっていて、感心してしまいました。

もちろん細かい部分ではまだいろいろと改善の余地はあるんですが、何より演者全員が楽しんでるし、楽しませようとしてるのが観てる側にひしひしと伝わってきて、とてもいい雰囲気が生まれていました。終演後にお客さんが、幸せそうな顔で会場を後にしていたのが印象的でした。

実は事前に練習を見たときには、まだいろいろ危なっかしい部分があったのですが、本番では3人とも技術的な無理をせず、きちんと現象を伝えるという基本を押さえて演じており、見ていてストレスをあまり感じませんでした。

聞くと本番に向けて、今回のライブでやりたいのはお客さんと仲良くなることであり、そのために必要なのは何なのかをあらためてメンバーで共有したということ。マジックショーって往々にして個々の演者のエゴが前に出がちなのですが、こうして目的意識を持って軌道修正できるなんて、オトナだな~と驚いてしまいました。

それにしても、ライブ形式でのマジックショーも、僕が学生だった頃からすると随分定着したというか、こなれてきた感じがします。

日向さんもライブの様子をYouTubeにアップしていますが、こういう映像に気軽に触れられるのも影響してるんでしょうかね。

粗削りでも新しいチャレンジから新しいスタイルが生まれ、定着していく。・・・いつの間にかそんな移り変わりを実感する歳になりました。


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2016年02月27日 (土) | Edit |
JCMA主催のジャパンカップ。震災の年に参加して以来ご無沙汰していましたが、今年は学生時代からの友人の小林洋介さんをはじめ、授賞者、レクチャラー、コンテスタントとして知り合いが多く出演されるということで、久しぶりに参加することにしました^^

で、つい先日、参加申込を済ませたんですが、ちょっと初めての人には申込方法が分かりづらいかな~、という点がいくつかありました。

お節介かとは思いましたが、主催者の田代さんの快諾も得られましたので、ここで申込方法について補足しておきます。

※以下は、あくまでも一参加者としての情報提供です。不明点、最新情報は公式サイトをチェックするか、直接JCMAにお問い合わせください。

ジャパンカップ申込手順補足

1 参加費を確認する

JCMA会員と非会員で参加費が異なります。また、前夜祭は別途料金が必要です。その他詳細がフライヤー裏面の左下にありますので、参加費を確認しながら、どのプログラムに参加するか決めましょう。

2 参加費を振り込む

振込先は同じくフライヤー裏面の左下です。

万が一、満席後に行き違いで振り込んでしまった場合には全額返金されるそうです。念のため満席になっていないか、事前に公式サイトをチェック!

3 参加証の送付先等をメールする

参加証を間違いなく送ってもらうためにも、万が一返金となった場合のやりとりのためにも、参加費の振込が終わったらフライヤー表面の左下に書いてあるメールアドレスに早めに連絡しておきましょう。

参加者氏名(複数の場合は全員分)
参加証の送付先住所
参加するプログラム(前夜祭参加の有無など)
口座名義

4 参加証が送られてくる

5 当日、参加証を持って会場に行く

以上です。なお、フライヤーには書かれていませんが、客席は関係者席含め50席。全部で3列で、最後列からでもなるべく見やすいよう階段状になっているそうです。席の指定はできるかどうか分かりませんが、早めの申込ならメールに希望を書いておけば考慮してもらえる?かもしれません。



2011年11月17日 (木) | Edit |
皆様ご無沙汰しています。そろそろ、マジックイベント禁断症状が出てきました^^;

今週末はゆうきさんのソロライブですね。おすすめしようかと思ったら既に満席とのこと。今回参加される方は特にラッキーです。一般客の率が高めとのことなので、いつも以上に盛り上がるでしょうし、マジシャンにとってはより勉強になることでしょう(^^)

そして11/20はJCMAで一太郎さんのショー&レクチャー。一太郎さんワールド未体験の方はぜひ参加していただきたいですね。いや、ほんと驚くと思いますよ~。

どちらも、参加される方は楽しんできてください!

で、来週は以前ちらりと触れたRoadmap2です。僕も30分ほどレクチャーをさせていただきますが、ひょっとしたら未公開ネタをご紹介できるかもしれませんので、お楽しみに^^

CROSSROAD 「ROADMAP2」
サロンマジックショー&レクチャー

11/27(日)13:00受付開始 13:30開演 15:30終了予定

入場料:¥2,000
レクチャー:氣賀康夫 大原正樹  ショー:堀内大助 岩城信二 Matty 佐藤牧人 古川創一 大内伸哉
江戸東京博物館学習室1,2

予約・お問い合わせ
ふしぎスキ実行委員会 yoyaku@crossroad.info

繰り返しになりますが、このイベントの後は、しばらくリアルなマジックイベントには参加できなくなってしまいます(>_<) 悔いの残らないよう、気を引き締めて臨みたいと思います!



2011年09月24日 (土) | Edit |
日向大祐Retrace

友人の日向大祐さんのシアトリカルマジックライブvol.1 Retraceを観てきました。

あのDr.レオンさんも絶賛するとおり素晴らしい内容。マジシャンだけで楽しむのはもったいない、一般の方に自信を持っておすすめできるライブです。そして日向さんの演技は、一般の方が参加してこそ、その価値が高まります。

マジックのイベントにはどうしてもマジシャンが集まりがちです。マジシャンのためのイベントならそれで良いのですが、一般の方をターゲットとしている場合、その告知のしかたには気を付けなくてはなりません。実はそう思って、あえてこのブログではこれまで宣伝をしてきませんでした。日向さんのライブは、なるべく一般客率を上げたかったし、僕のブログは、完全にマジシャン向けに書いてますから^^;

今回のライブで良かったのは、芝居の要素や場の空気創りといった、日向さんのマジック以外の部分での強みや持ち味がライブにフルに活かされていたこと。彼とは長い付き合いで、過去のソロライブも見ていますが、今までで一番彼らしさが出ていました。

詳しくは書きませんが、その内容はおそらく他のマジシャンが真似しようとして一朝一夕にできるものではなく、また誰もが真似すべきものでもないでしょう。現象面や方法面でのオリジナリティとは別の部分の、日向さんにしかできない内容であったことが、今回の成功の要因の一つだったと思います。

逆に、誰にでも参考にできることとしては、クロースアップマジックをスクリーンに映して見せたことが良かった。単純な話ですが、現象が観客全員からはっきりと見え、ストレスなく演技を楽しむことができました。

もちろん、スクリーンを使ってクロースアップマジックを演じるマジシャンは過去にもたくさんいました。しかしそれは1,000人単位のホールの話であり、今回のように50人規模のシアターでわざわざスクリーンを使った例というのは、あまりなかったのではないでしょうか?現象が物理的に見えるというのは、こんなにも快適なことなのか!と痛感しました。

スクリーンとの距離も近いため、ひょっとすると、視覚的には過去最大規模でクロースアップマジックを楽しめたと言っても良いかもしれません。ライブでは見えないからしかたなくスクリーンを使う、というのではなく、近距離でも現象を大きく見せるために積極的にスクリーンを使うという方法もあるのだなと、認識を新たにしました。

大きな会場でクロースアップマジックを演じるのは、そもそも無理があります。もちろんタマリッツのように、ステージ上で演じているにもかかわらず、何が起こっているかがきちんと伝わり、観客全員が楽しめるという例もあり、それはそれで憧れるのですが、タマリッツのスタイルだけを正解と決め付ける必要もありません。

大事なのは、見せたいものを見やすい環境を作ること。そしてその見せたいものを見せたい相手に見せること。

そのための手段については、既存の方法にとらわれずにいろいろ試して良いはずです。そしてうまくいったらそのノウハウが他のパフォーマーにも広がり、マジックの見せ方が進化することで、一般の方のマジックに対するイメージも少しずつ向上するのでは・・・。

日向さんのライブを見て、そんなことを考えました^^



2011年08月18日 (木) | Edit |
今回で第10回、そして最終回を迎えるモダクラ劇場に出演させていただくことになりました。

一部屋20名席で、二部屋で同時進行致しますので、昼、夜の会ともに40名様限定でのショーになります。

つまり、1日に同じ手順を4回演じられるわけですね。いろいろ発見がありそうです。

9月17日(土)

会場 五反田ゆうぽうと 5階
※2部屋で開催の予定

会費 三千円

1回目 14時開場 14時半開演 終了予定 16時
2回目 17時開場 17時半開演 終了予定 19時

出演 ゆうきとも さがみひな ドリームかずよし  大原正樹

MC 庄司タカヒト 他

ライブでマジックをご覧になったことのない方、大歓迎です(^^)

お問い合わせ・お申し込みは 
フォーサイト info@a-tejina.com
もしくは、090-9372-6151(フォーサイト 武井さん)まで

予約の際には人数と希望時間、お名前とご連絡先をお知らせください。

当日お会いできるのを楽しみにしています。

モダクラ10





2011年07月17日 (日) | Edit |
ドクターレオン コンプリートライブ、初鑑賞。

ライブの冒頭、スクリーンに映像が映しだされるのですが、これから始まるライブの雰囲気をイメージさせ、かつ会場をあたためるものになっていており、大変効果的でした。短い映像ですが、シナリオが良くできており、観客の心理をよく読んでるな~と早速唸らされます。

オープニングムービーを使ったライブは珍しくありませんが、単に映像作品としてかっこいいだけで本編を盛り上げるのに役に立っていないパターンというのも見受けられます。今回の映像は、シンプルながら目的意識がはっきりしており、しかも狙い通りの効果を達成していたように思います。しっかりとあたたまったところで、レオンさんの登場。

さて、演じられた内容ですが、クロースアップ、イリュージョン、マニピュレーション、観客参加型、雰囲気もシリアスなものもコメディもあり、そのカバーするアクトの範囲が本当に広い!(^-^) いや、何でもこなす方だというのは分かってるのですが、生で一度に見ると、また圧倒されますね。レストランで行われるライブとは思えない多彩なものでした。

ライブの中で演じられる範囲が広いだけでも驚きですが、一つの演目の中にクロースアップからイリュージョンまで、様々な要素が融合されたようなものもあったのが僕にとっては新鮮でした。引き出しが多いと、その組み合わせもどんどん自在になっていくんですねえ。

初めての会場ということもあるのでしょうが、音響関係のトラブルがいくつかありました。BGMが正しくかからなかったり、レオンさんの台詞に集中できなくなるほどボリュームが大きかったり。そこは少し残念でしたが、次回も同じ会場とのことなのできっと改善されていくことでしょう。

締めくくりにちょっとした仕掛けがあり、満足感の残るエンディング。お酒とお食事をいただきながらの贅沢な2時間でした^^




2011年07月15日 (金) | Edit |
今回のメインゲストは、僕の大好きなカーディシャン、SHIMPEIさん。

翌日も場所を移してより間近で見られるショー&レクチャーが行われ、僕は2日間にわたり参加してきました(^-^)/

SHIMPEIさんと言えば、その研ぎ澄まされた指先のテクニックを思い浮かべる方が多いと思いますが、実際には心理的な策略を駆使した上でその魔法を作り上げています。

周辺情報をさり気なく与えることで、マジシャンの意図するとおりに観客にある思い込みを起こさせる手段をサトルティと呼びますが、SHIMPEIさんの中でのサトルティという言葉の定義は一般のマジシャンよりもさらに繊細。一般的にサトルティとして扱われる手法もSHIMPEIさんには「力技」と映るようです^^;

よりインダイレクトに、より観客の意識に上らないように注意深く組み立てられた流れで、抜かりなく観客の頭の中にイメージを植え付けていきます。それは頭の中の作業も含まれますし、台詞の内容、言葉を発するタイミング、淀みない所作、そういった諸々が見事に融合しているのです。

今回のレクチャーでは Million to One Chance がサトルティの使い方を学ぶ上で大変参考になりました。SHIMPEIさんには珍しく、ほぼノースライトで行われる作品ですが、大変効果的な手順です。演技の全体を通じて、絶えず仕事が行われるのですが、観客の目には止まりません。演じていていろいろなケースが発生するので、淀みなく演じるのは大変なのですが、SHIMPEIさんはさらりとこなしてみせます。実際には頭の中で複雑な処理が瞬時にされているのだと思うのですが・・・^^;

実は僕は、SHIMPEIさんの優れた策略家としての一面がこれまであまりフィーチャーされてこなかったことを少し残念に思っていたのですが、今回のレクチャーではその辺りの話もされて、ひとり秘かに喜んでおりました。優れたマジシャンの頭の中を覗けるのは本当に刺激的ですね。大切な秘密を公開してくださったSHIMPEIさんと、素晴らしい企画をしてくださったゆうきさん、庄司さんに、あらためて感謝。



2011年07月14日 (木) | Edit |
ナイトショーは、圧巻でした。

堀内さん、MASAOさん、一太郎さん、どなたがトリでもおかしくないくらいのパワー!

見たことのある演目も多いのに、なんであんなに楽しめてしまうんでしょう。笑い転げながら、僕ももっと頑張らないと、と反省しておりました。

ただ、ひとつ気が付いたことがあります。それは「見たことのある演目も多いのに」という僕の感覚自体が、ひょっとするとズレていたのではないか、ということ。

僕はこれまで、同じ観客の前で以前にやったことのある手順を演じると、すぐに飽きられてしまうんじゃないかと思っていました。

でも、自分の好きなマジシャンを思い出してみると、毎回新しいもので驚かせてくれる人なんてほとんどいないんですよね。

案外、同じことを何度もやる。そして僕も、「例のアレ」を楽しむわけです。何度見ても面白いなあ、何度見てもきれいだなあ、何度見ても見事だなあ、と。

だからこそ好きになるわけです。繰り返しの鑑賞に堪える内容になっているわけです。

マジックは意外性が命と言います。それはもちろん間違いではないのですが、あのときのアレをまた観たい!というファンの心理も確かにあります。

音楽でも、ライブに行ってみたら新曲ばかりで、自分の好きな曲を1曲もやってくれなかったら、きっとがっかりすると思います。

新ネタも、闇雲に追い求めるのではなく、やりたいものが出てきたときにトライする方がうまくいくものです。

今は焦らず、持っている武器を磨いて、繰り返しの鑑賞に堪えるものにしていこうと思います。



2011年07月11日 (月) | Edit |
3回目になる新ゆったりとクロースアップ、参加してきました。

今回も驚いたり笑ったり打ちのめされたりアドバイスをいただいたりと、いろいろな刺激を受けてきましたが、個人的にやられてしまったのは、10数年ぶりに生のパフォーマンスを拝見した藤原那恭さん。プレゼンテーションの小気味よさが圧倒的なんですよね。力が抜けているのにメリハリの利いた演技で、マジシャンも声を上げるような現象が立て続けに起こるので、一瞬で心をぐっとつかまれてしまいます。

自信がみなぎっているのに尊大でなく、知的なのに小賢しくない。演技スタイルの理想形の1つを見た気がします。

藤原さんはJAPAN GREATEST MAGIC CONVENTIONでもレクチャーをされるので、僕も自分のレクチャーの空き時間があれば、勉強させていただくつもりです。



2011年06月17日 (金) | Edit |
昨日は堀内大助さんのソロライブを観賞。

僕は初めてだったのですが、毎月恒例のこのライブ、今回で4年目を迎えるとのこと。地震のあった3月だけはお休みしたので、実に36回目だそうです。10分の休憩をはさんで1時間半のライブを毎月・・・。それだけで頭が下がりますね。

ゲストとしての演技は何度か拝見してましたが、ソロライブは彼のホーム。いつも以上に楽しそうに演じていましたし、観客としても楽しませていただきました。

演目としては、スタンダードなものを中心に構成されており、現象面で変に凝っていないので、リラックスして観られます。ジャンルもリングやロープ、カップ&ボールなども織り交ぜて演じられるので飽きません。マジックを初めて生で見るお客さんが2人いたのですが、1時間半、ずっと楽しんでましたからね。

使われているアイテムやBGMに堀内さんの趣味が現れていて、独特の味が生まれています。どことなく懐かしく、どことなくバカバカしく、でも堀内さんのマジック、芸能に対する情熱が感じられるような。

マジシャンのオリジナリティって、こういうところに現れるものなのかもしれませんね。そして終演後の堀内さんは、お客さんひとりひとりに言葉をかけ、見送っていました。マジックに対しても、手品師という仕事に対しても、とっても真摯。ファンがつく理由が、分かるような気がしました。

ちなみに次回は7/21(木)だそうです。居心地の良いカフェ・トリオンプで堀内さんのマジックをゆったりと楽しめます。詳しい告知はこちらをどうぞ^^