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効果的なのにあまり知られていないトリックや、巧妙なサトルティなど、私のお気に入りを紹介します。
2009年08月01日 (土) | Edit |
またまたMagic Convention Guide.comによると・・・

クロースアップではカナダのショーン・ファーカー氏、ステージではハンガリーのソマ氏がそれぞれグランプリを受賞されたようですね。

ショーン・ファーカー氏は人なつっこい笑顔が魅力的なマジシャンです。そして演じているマジックは奇をてらったものではなく、むしろ王道とも呼べるものが多い気がします。もちろんそれが研ぎ澄まされており、マジシャンが見ても分からなくなっているわけですが、同時に非常に質の高いエンターテイメントとなっているのが素晴らしい。

マジシャンを唸らせるだけでなく、一般の観客にきちんと受ける演技をする方がグランプリを受賞されるのは喜ばしいことだと思います。

FISMではタマリッツ氏のショーも行われたそうですが、氏は観客から借りたデックで、カードが変わるだとか、サンドイッチイフェクトだとか、現象だけ聞くといわゆる「普通」のトリックを次々と演じ、観客を沸かせていた、と友人から聞きました。怪しいところがまったく感じられず、「奇跡」レベルの演技だったそうです。

普通のことがちゃんとできる、王道だけれども研ぎ澄まされている、そういう演技に人はやはり「凄み」を感じるんですね~。オリジナリティや流行を追うだけではないんだと改めて思いました。


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2009年07月31日 (金) | Edit |
Magic Convention Guideで詳しい結果が出てましたので引用。

Comedy Magic
- 1st place … not awarded
- 2nd place … Brynolf & Ljung - Sweden
- 3rd place … Cheff Magic - Denmark

Mentalism
- 1st place … not awarded
- 2nd place … tie - Nicolai Friedrich - Germany - and Rob & Emiel - Netherlands
- 3rd place … Tony Montana - Argentina

Stage Illusions
- 1st place … Julius Franck - Germany
- 2nd place … Magic Sky Group - China
- 3rd place … not awarded

General Magic
- 1st place … Soma - Hungary
- 2nd place … Ma Yanyan - China
- 3rd place … Siebensinn - Austria

Manipulation
- 1st place … tie - Yo Kato - Japan - and Han Seol-Hui - Korea
- 2nd place … Sebastian Nicolas - Germany
- 3rd place … An Ha Lim - Korea

Invention:
- Jorge Luengo - Spain

Most Original Act:
- Charming Choi - Korea

Micro Magic
- 1st place … not awarded
- 2nd place … Vittorio Belloni - Italy
- 3rd place … tie Simon Coronel - Australia and Johan Stahl - Sweden

Cards
- 1st place … Shawn Farquhar - Canada
- 2nd place … Kristian Nivala - Finland
- 3rd place … Olmac - France

Parlour Magic
- 1st place … Marc Oberon - UK
- 2nd place … Charlie Caper - Sweden
- 3rd place … Latko - Argentina



2009年07月31日 (金) | Edit |
FISM北京、結果が入ってきました。分かっているところだけお知らせします。

カードマジック部門

1位 ショーン・ファーカー(カナダ)
2位 クリスチャン・二バラ(フィンランド)
3位 オルマック(フランス)

(クロースアップでは日本からは入賞者がいなかったそうです)

ステージ マニピュレーション部門

1位 ハン・ソルヒ、加藤陽 (同点)

加藤さん、内田貴光さんや峯村健二さんみたいに世界に呼ばれたりするんでしょうね。すごいな~。

これから各部門の1位のマジシャンが一同に会し、ファイナル。つまりグランプリを決めるそうです。







2009年07月27日 (月) | Edit |
ついにFISM北京が開幕しましたね~。私自身は正直言うと、コンテスト向けの凝りに凝ったマジックよりも普通のシチュエーションで気楽に見られるマジックの方が好きだったりするのですが、それでも今回は親しいマジシャンが参加するのでやっぱりワクワクしています。

PUPPYさんという方のブログ「毎日が新しい」FISM北京のタイムテーブルが日本語でアップされています。7/31(金)には結果が出るんですね。

それにしても、さすがFISM。ジェフ・マックブライド、タマリッツ、レナート・グリーン、ヘンリー・エバンス、緒川集人、トパーズ、ビクター・ボイトコと、レクチャラーの顔ぶれが物凄いです。これは勉強になるでしょうね~。

実は出発前日に、さとるさん、日向大祐さん、入江田翔太さんの合同練習に観客役として同席させてもらったのですが、皆さん本当に熱かった!しかも先日MOMで見たときからまた細かく進化してたりしていて、驚くばかり。きっと本番でも持ち味を存分に発揮して、観客を魅了してきてくれることでしょう。楽しみです。

FISM北京公式サイト






2009年07月12日 (日) | Edit |
先週に引き続き、今週も日向大祐さんの練習を見させてもらいました。いよいよ大詰めという感じがします。

今回は、マジシャンと観客の感情のやりとりが主なテーマになりました。演技中に起きる出来事に対してマジシャンは何を感じ、それがどのように変化していき、最終的にどこに到達するのか。

まずはそのビジョンを再確認し、これまで以上にはっきりさせます。そして、観客にそれを適切な間で伝え、マジシャンと観客とで同じ感情をしっかりと共有できるようにするための台本を組み立てなくてはなりません。

日向さんは即興で芝居を演じるインプロバイザーとしての顔も持っているだけあって、こういう感情の動きはどうかと提案すると、すぐにそれを形にしてくれるので面白い。ゲラゲラ笑いながらも、「いや、こうじゃないんだよな」と真剣になってニュアンスを調整したり、また違うパターンを試したり。こういう濃い時間は最高に楽しいですね。

その他、細かなノイズを取り除く作業をしながら、あっという間の5時間。ディスカッションの甲斐あって、台本を強化し、より観客の心を揺さぶるいくつかのヒントをつかめました。あとは実際に試して、フィードバックを得て、磨きをかけていけば、かなりパワーアップするはず。日向さんの表現力がどこまで爆発するか。考えるだけでワクワクします。



2009年07月05日 (日) | Edit |
後輩であり、友人であり、大好きなマジシャンである日向大祐さんが遊びに来てくれました。FISM直前のリハーサルを兼ねてマジック談義です。

手順自体はこの2年半大事に育ててきたもの。その力を最大限発揮できるよう、細かい動作、台詞回し、間の取り方、観客との心の通わせ方など、いろいろとディスカッションし、微調整を行いました。

あとはのんびりと最近あたためてたトリックやアイディアを見せ合ったり、家族や舞台やその他の話。

よく笑いました。そしてよく唸りました。いつもたくさんの栄養をもらいます。

多才で前向きで、繊細だけど人なつっこい彼の演技は、見る人を幸せにする力を持っていると思います。彼の友人の多さが、それを物語っています。ぜひ一度、生でご覧ください。

銀座Cascade(カスケード)
毎週金曜日20:00~23:00

「Magic of Magic」 FISMクロースアップチャレンジャーナイト
■日時:7月13日(月)18:30開場、19:00開演
■会場:アールズアートコート(JR新大久保駅から徒歩8分)
東京都新宿区大久保1丁目9-10





2009年06月28日 (日) | Edit |
と言っても、私が出るわけじゃありません。サークルの後輩の奥野さんです。

奥野さんは卓越した技術と誠実な人柄が魅力的なマジシャンです。FISM北京には最近出場が決定したとのことで、今日は練習を見させてもらいました。演技の内容はここでは詳しく述べませんが、1年前に見たときから比べると、手順、演技力ともかなりパワーアップしていました。しかし、まだまだ飽き足らず磨きをかけたいとのこと。素晴らしいことです。

繰り返し練習はこれまでに十分やっているので、今日は実際の演技を撮影し、映像を見返しながら改善案を検討するという作業に重点を置きました。

まずは一度通しで演技してもらった後、怪しさを可能な限り取り除くための工夫、台詞と動作のタイミングなどについて、映像を止めながらチェック。多少押し付けがましくなったかもしれませんが、いくつか提案をさせてもらいました。

もちろん私の考えがすべて奥野くんに合うとは限りません。2回目の通しの前に、ひとりで時間をかけて考えを整理し、シミュレーションし、メモも残してもらいました。

そして2回目の通し。先ほどの改善点について検証し、拍手のもらい方、間の取り方、観客とのコミュニケーションなど、さらに濃密なディスカッション。で、またメモしてもらい、撮影した動画を奥野くんに渡しました。

結局5時間で通したのは2回だけ。その残りの時間は考察に費やしました。自分で言うのもなんですが、この方法は功を奏し、お互いに良い成果が得られたと思います。

私はプライベートでFISMクラスのハイレベルな演技を見ることができましたし、自分自身の考えを整理することもできました。そして奥野さんには課題をクリヤーするヒントをいくつか持ち帰ってもらえたように思います。まさにWIN-WINの関係です。私のひとりよがりでなければ良いのですが。

今回のFISMにはクロースアップ部門だけでも3人の後輩が参加します。もちろん3人一緒に優勝することはできません。でも皆それぞれにベストを尽くし、自分らしい演技をしてきてくれたらと祈っています。