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効果的なのにあまり知られていないトリックや、巧妙なサトルティなど、私のお気に入りを紹介します。
2009年07月16日 (木) | Edit |
これを「掘り出し物」のカテゴリに入れてご紹介するのは失礼かも知れませんね。故トミー・ワンダー氏の傑作の一つです。

いわゆる繰り返し系のトリックです。マジシャンの意図とは異なることが何度も何度も起こります。まず戸惑い、気を取り直すのですが、やはり思い通りにならず慌てる・・・。現象そのものよりも、その感情の起伏が面白い。いわゆるギャグやジョークではなく、マジシャンの振る舞いが観客を楽しませるのです。演技力を求められる手順です。

解説を聞いて、マジシャンが慌てていく様をどのように表現するか、そのための小道具の使い方など、非常に細かい部分まで考えられているのに感心させられます。

このタイプの手順を演じようとすると、必然的に「演技すること」とはどういうことかを考えなくてはなりません。そうしないと、ただの機械的な繰り返しとしか見えず、観客にとっては何がしたいのか分からないということになってしまうからです。

演技力がつくと、面白く演じられるトリックの幅も増えます。このトリックにチャレンジする価値は十分にあると思います。



出典:DVD Tommy Wonder - Visions of Wonder volume 2
FRENCH DROPで購入できます。


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