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効果的なのにあまり知られていないトリックや、巧妙なサトルティなど、私のお気に入りを紹介します。
2012年02月27日 (月) | Edit |
土曜日は友人、日向大祐さんのシアトリカルマジックライブVol.2 Retraceに行ってきました。前回は2回公演でしたが、今回は5回。同じ場所で、2.5倍の回数。結局全公演満席、リピーターもいたそうで、彼の魅力が浸透してきているんだなあと感じています。

お誘いした方も、「一般の方にはもちろん見てほしいし、マジシャンにも刺激になるはず。ぜひ続けてほしい」と仰っていました。

別の日に行かれた小林洋介さんのブログにも丁寧な感想が書かれています。

後で日向さんと話してみると、いろいろと見えない部分でも新しいアイディアが使われていたとのこと。彼ならではの演目でしか考える必要はないと思われるもので、だからこそ聞いていて面白い!たった数日の公演でも、その陰には数え切れない試行錯誤が隠されており、経験値が蓄積されていることが分かります。

今はその新しいアイディアが飽和状態にあるかもしれませんが、これから寝かされて引き出しの中に整理されると、いつでも自由に使えるようになるのでしょう。

そうして少しずつ芸の幅を広げていきながら活動していると、偶然の出会いにより、活動の幅がぐっと広がる機会が訪れるのかも知れません。

続けることには、想像以上の力があるように思います。

Retrace再公演フライヤー

前回公演分のようですが、日向大祐さんのサイトに写真がアップされています。ぜひライブの雰囲気を味わってみてください。



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2010年02月11日 (木) | Edit |
先週末は日向邸にてマジック談義。お互い刺激を受けたり、再認識したり。今週は仕事の合間を縫ってレクチャーノート作成。昨日は手元の写真を撮影。原稿に貼り付けて、なんとか5割程度できてきました!

うん。ニッチなレクチャーになると思います。気に入ってくれる人はいるはず。

今日はお昼までノートを書き進めて、その後ゆうきさんのソロライブ。さらに刺激を受けてきます!



2009年12月01日 (火) | Edit |
週末、日向大祐さんのお誘いで、一緒に大阪へ行ってきました。目的は佐藤総さんにお会いすること。お聞きしたいことは山ほどあり、半ば質問責めにしてしまいましたが、とても丁寧にお話しいただきました。

佐藤さんおすすめのバー、SADEではなんと佐藤さんのお父様も来られ、マスターのSADEさんも含めてその場にいる全員が何かしらマジックを演じるという特殊な状況(笑)。そのどれもが見たことのないものばかりで、いちいち刺激を受け、驚いておりました。そして皆さん、年齢に関係なく若い!といっても決して賑やかではなく、物静かで品の良い方たちばかりなのですが、それぞれに熱いものを感じました。

佐藤さんの演じるマジックは各所での評判どおり、魔法。大げさなところも怪しげなところもなくゆったりと進むのですが、現象が「えっ、もう?」と思う間に起きてしまいます。マジックというのは「上手い」と言われてはだめ、思わず笑うしかなくなるような不思議さがないとだめだと常々思っていますが、実際にその感じを味わうことというのはほとんどありません。しかし佐藤さんのマジックは本当に不思議なのです。そして単に不思議というだけではなく、なんと言えばいいのでしょう、雰囲気があるのです。

このワクワクした感覚が私の拙い文章で伝わっているかどうか心許ないのですが、本当に久しぶりの興奮を覚えました。深夜まで話し込んだにもかかわらず、翌日は妙に早起きし、薄暗いうちからカードをもてあそんでいると、佐藤さんに見せていただいたアイディアと私が以前気に入ってよく使っていたある技法とが化学反応のように結びつき、ひとつのトリックと呼べるものがあっという間に出来上がりました。相当テンションが上がっていたのだと思います。

でも実はこれ、すごい偶然なんです。順を追って説明します。

佐藤さんがいくつか演じられた後、マスターに「あれお願いします」とリクエスト。
SADEさんが特殊な技法を使い、Play It Straightの不思議なバリエーションを演技。
それを見て私がBlockbusterを思い出し、皆さんにご紹介。
それを見て佐藤さんが昔やっていたトリックだと、非常に奇妙で不思議な小品を演技。

まずこれに相当なインパクトを受けました。先に触れた佐藤さんのアイディアというのがこの小品です。

それとは別に、日向さんが佐藤さんのオールバックの改案について言及。
オールバックで使われているあるサトルティの話でひとしきり盛り上がる。
自分のオールバックのバリエーションを思い出し、うずうず(笑)。
日向さんが「大原さんも手順ありますよね?」と振ってくれたので、喜んで披露。

先に触れた「以前よく使っていた技法」と言うのが、このオールバックで使うあるテクニックです。

佐藤さんのアイディアも、私の少し前のトリックも、その場の話の流れで偶然に思い出されたものです。そしてその2つが組み合わさって、翌朝に今までになかったものが生まれたわけです。そんな大げさにとることもないのかもしれませんが、こういうの、私はすごいラッキーだと思い、幸せな気分になるのです。

佐藤さんのアイディアから生まれたトリック、ぜひまた佐藤さんにお会いしてお見せしたい!またひとつ、楽しみが増えました。



(週末の感動体験は、これだけではありません。続きます。)



2009年11月05日 (木) | Edit |
ちょっと書くのが遅くなりましたが、11/1(日)、五反田ゆうぽうとで行われたモダクラ劇場7、出演者の日向さんに誘われて行ってきました。

主催の庄司タカヒトさんがこだわっているというだけあり、とても見やすいライブでした。会場を2つに仕切って、1箇所のお客さんが20人。多すぎない人数で、最後列からも現象が問題なく見えます。また、前半で2人、後半で2人の演技、途中に商品紹介をはさみながらという構成で、疲れない長さでリラックスして楽しめました。

日向さんもコンテスト前とは違って、ゆったりとした雰囲気で楽しそうにiPodの手順を演じていました。ただこれは本人も言うとおり、日本語での演技だからということもあるかもしれません。いずれにしても英語の演技をメインで見ていた私には新鮮でした。

3,000円とお手頃ですが、会場の雰囲気もいいし、ゆうきともさん、ふじいあきらさんも出演されて、贅沢な内容でした。庄司さんは最低でも10回までは絶対に続ける!と仰っておりました。次回以降も楽しみです。



実は私、ゆうきさんには学生時代、大変お世話になっていたのですが、しばらくマジックのイベントから離れていたために、お会いするのは約10年ぶり。しかもよく考えると純粋に観客として生の演技を拝見したことがなかったので、ちょっと緊張しつつとても楽しみにしていました。

で、実際に見させていただくと、いや、こんな私が言うのも本っ当におこがましいのですが、間違いなく以前より上手くなっているのです。10年前に既に完成形ではないか?と思っていたゆうきさんが、更に見やすく、更に楽しめる演技をされているのです。ご本人は「今日一番地味なマジシャン」と言われてましたが、確かに決して派手ではないその現象に対して、観客がどよめくわけです。その反応は、全然地味なんかではないのです。現象の持つ良さを、最大限、余すところなく観客に伝えているように思えました。

10年前と何が違うのか私には説明できませんが、久しぶりにお会いして分かったのは、ゆうきさんは決してご自分で完成したなどとは思っていなかったということです。自分のマジックを高めるために、試行錯誤を絶えず繰り返していた、そして今もまったくそのペースを落としていないに違いありません。

そしてそれは、ふじいさんも同じです。テレビで演じて有名になった「口からカード」ですが、この使いどころがさらに巧妙になっていました。演技中、何度も何度も出てくるのですが、繰り返し引っかかってしまうのです。いつ準備したのか全く分かりません。間もテクニックも、以前よりも改善されているのです。

打ち上げでふじいさんのお話を伺い、その秘密が分かりました。当たり前のことですが、ふじいさんは本当にマジック、そして技法が好きなのです。ただ、その好きの度合いが、周りの人間の想像をはるかに超えているのです。「最近のお気に入りはね・・・」と開発中の技法を見せてくださるのですが、これがもう次から次へどんどん出てきて止まらないのです。そしてそのレベルが尋常ではありません。普通のマニアがこれ以上は無理、もういいや、というところをあっさり超えたレベルで、こんなことはできないか、あんなことはできないかと、常に可能性を追求しているのです。しかもそれを、確かに実現しているのです。

お二人の演技を見、お話を伺って、好きなことを追求することのパワーを感じました。私も自分の「好き」をこれまで以上に大事にしていきたいと思っております。



2009年07月27日 (月) | Edit |
ついにFISM北京が開幕しましたね~。私自身は正直言うと、コンテスト向けの凝りに凝ったマジックよりも普通のシチュエーションで気楽に見られるマジックの方が好きだったりするのですが、それでも今回は親しいマジシャンが参加するのでやっぱりワクワクしています。

PUPPYさんという方のブログ「毎日が新しい」FISM北京のタイムテーブルが日本語でアップされています。7/31(金)には結果が出るんですね。

それにしても、さすがFISM。ジェフ・マックブライド、タマリッツ、レナート・グリーン、ヘンリー・エバンス、緒川集人、トパーズ、ビクター・ボイトコと、レクチャラーの顔ぶれが物凄いです。これは勉強になるでしょうね~。

実は出発前日に、さとるさん、日向大祐さん、入江田翔太さんの合同練習に観客役として同席させてもらったのですが、皆さん本当に熱かった!しかも先日MOMで見たときからまた細かく進化してたりしていて、驚くばかり。きっと本番でも持ち味を存分に発揮して、観客を魅了してきてくれることでしょう。楽しみです。

FISM北京公式サイト






2009年07月12日 (日) | Edit |
先週に引き続き、今週も日向大祐さんの練習を見させてもらいました。いよいよ大詰めという感じがします。

今回は、マジシャンと観客の感情のやりとりが主なテーマになりました。演技中に起きる出来事に対してマジシャンは何を感じ、それがどのように変化していき、最終的にどこに到達するのか。

まずはそのビジョンを再確認し、これまで以上にはっきりさせます。そして、観客にそれを適切な間で伝え、マジシャンと観客とで同じ感情をしっかりと共有できるようにするための台本を組み立てなくてはなりません。

日向さんは即興で芝居を演じるインプロバイザーとしての顔も持っているだけあって、こういう感情の動きはどうかと提案すると、すぐにそれを形にしてくれるので面白い。ゲラゲラ笑いながらも、「いや、こうじゃないんだよな」と真剣になってニュアンスを調整したり、また違うパターンを試したり。こういう濃い時間は最高に楽しいですね。

その他、細かなノイズを取り除く作業をしながら、あっという間の5時間。ディスカッションの甲斐あって、台本を強化し、より観客の心を揺さぶるいくつかのヒントをつかめました。あとは実際に試して、フィードバックを得て、磨きをかけていけば、かなりパワーアップするはず。日向さんの表現力がどこまで爆発するか。考えるだけでワクワクします。



2009年07月05日 (日) | Edit |
後輩であり、友人であり、大好きなマジシャンである日向大祐さんが遊びに来てくれました。FISM直前のリハーサルを兼ねてマジック談義です。

手順自体はこの2年半大事に育ててきたもの。その力を最大限発揮できるよう、細かい動作、台詞回し、間の取り方、観客との心の通わせ方など、いろいろとディスカッションし、微調整を行いました。

あとはのんびりと最近あたためてたトリックやアイディアを見せ合ったり、家族や舞台やその他の話。

よく笑いました。そしてよく唸りました。いつもたくさんの栄養をもらいます。

多才で前向きで、繊細だけど人なつっこい彼の演技は、見る人を幸せにする力を持っていると思います。彼の友人の多さが、それを物語っています。ぜひ一度、生でご覧ください。

銀座Cascade(カスケード)
毎週金曜日20:00~23:00

「Magic of Magic」 FISMクロースアップチャレンジャーナイト
■日時:7月13日(月)18:30開場、19:00開演
■会場:アールズアートコート(JR新大久保駅から徒歩8分)
東京都新宿区大久保1丁目9-10