FC2ブログ
効果的なのにあまり知られていないトリックや、巧妙なサトルティなど、私のお気に入りを紹介します。
2009年07月19日 (日) | Edit |
先日の Magic of Magic FISMチャレンジャーズナイトでもかなり完成度の高い演技をされていた奥野さんの練習を見させてもらいました。正直、技術的なことは教えてもらうことが多いくらいなのですが、それでも頼られるのは嬉しいものです。

もう本番も近いので、大筋をいじることはせず、見せ切れていない部分、伝え切れていない部分はないか、細かいところの最終チェック。

このアイテムに注目させるためには、台詞のタイミングを少し早めた方がいいとか、観客の拍手を止めないために、道具を片付けるのは少し待った方がいいとか、観客の拍手に対してもっときちんと喜びを表現した方がいいとか、もう終わりなのに、まだ続きそうな雰囲気を醸し出してしまっているとか、まあ実に細かいことばかりなのですが、手順の良さを最大限活かすために大事だと思う点は洗い出し、詰めていきました。

奥野さんはそのたびにメモを取り、納得のいくまでシミュレーション。熱いです。上達するのもうなずけるというものです。

空いた時間で少しだけコンテスト手順以外のトリックも、とリクエストしたら、「最近普通の手品やってないんですよね・・・」と言いながら、オイル&ウォーターを見せてくれました。

これがなかなか工夫されていて面白い。触発されて練習していたら、私もちょっと違ったハンドリングを思いつきました。FISMが終わって落ち着いたら、奥野さんに見てもらうつもり。そのときにどんな土産話が聞けるのか、今から楽しみです。


スポンサーサイト




2009年06月28日 (日) | Edit |
と言っても、私が出るわけじゃありません。サークルの後輩の奥野さんです。

奥野さんは卓越した技術と誠実な人柄が魅力的なマジシャンです。FISM北京には最近出場が決定したとのことで、今日は練習を見させてもらいました。演技の内容はここでは詳しく述べませんが、1年前に見たときから比べると、手順、演技力ともかなりパワーアップしていました。しかし、まだまだ飽き足らず磨きをかけたいとのこと。素晴らしいことです。

繰り返し練習はこれまでに十分やっているので、今日は実際の演技を撮影し、映像を見返しながら改善案を検討するという作業に重点を置きました。

まずは一度通しで演技してもらった後、怪しさを可能な限り取り除くための工夫、台詞と動作のタイミングなどについて、映像を止めながらチェック。多少押し付けがましくなったかもしれませんが、いくつか提案をさせてもらいました。

もちろん私の考えがすべて奥野くんに合うとは限りません。2回目の通しの前に、ひとりで時間をかけて考えを整理し、シミュレーションし、メモも残してもらいました。

そして2回目の通し。先ほどの改善点について検証し、拍手のもらい方、間の取り方、観客とのコミュニケーションなど、さらに濃密なディスカッション。で、またメモしてもらい、撮影した動画を奥野くんに渡しました。

結局5時間で通したのは2回だけ。その残りの時間は考察に費やしました。自分で言うのもなんですが、この方法は功を奏し、お互いに良い成果が得られたと思います。

私はプライベートでFISMクラスのハイレベルな演技を見ることができましたし、自分自身の考えを整理することもできました。そして奥野さんには課題をクリヤーするヒントをいくつか持ち帰ってもらえたように思います。まさにWIN-WINの関係です。私のひとりよがりでなければ良いのですが。

今回のFISMにはクロースアップ部門だけでも3人の後輩が参加します。もちろん3人一緒に優勝することはできません。でも皆それぞれにベストを尽くし、自分らしい演技をしてきてくれたらと祈っています。