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効果的なのにあまり知られていないトリックや、巧妙なサトルティなど、私のお気に入りを紹介します。
2010年09月04日 (土) | Edit |
最近のお気に入りです。

適当な4枚を表向きにしてデックの中にばらばらに差し込むのですが、デックをスプレッドするとその4枚がすべてQに変わっているというもの。現象が分かりやすく、非常に鮮やかなトリックです。

ある巧妙な策略により、「最初にデックに差し込む4枚だけが表向きであり他には表向きのカードはない」という印象を、さり気なく、かつしっかりと観客に植え付けることができ、そのことがトリックの効果を非常に高めています。

またこの策略を使うことで、非常に簡単なセットで、また特別に難しい技法を使わず演技できるようになっているのが賢いところです。アイディアが効果、実用性のどちらにも貢献している優れた例と言えるでしょう。

ポール・ウィルソン氏は、この策略に注目されないようにするために、観客に4枚のカードを混ぜさせるという仕事を与え、そちらに観客の意識を誘導しています。ただ、その企み自体は成功しているのですが、仕事そのものの必然性は十分でないように思います。観客も何の意味があるんだろう?という顔をしているように見えます。

その点だけが少し残念なのですが、これは実際に何度か演じてみながら、何か良い理由付けはないか探ってみたいと思います。

個人的には、私のヒンズー・コレクターズとの相性も良いような気がしています。たまたま今日はマジックを演じる機会があるので、早速試してきます。反応が楽しみです^^

Paul Wilson Extreme Possibilities Volume 1に収録されています。


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