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効果的なのにあまり知られていないトリックや、巧妙なサトルティなど、私のお気に入りを紹介します。
2010年07月19日 (月) | Edit |
ゆうきさん、庄司さん主催のゆったりとクロースアップマジックに参加してきました。濃いメンバーの濃い演技に驚き、笑い、圧倒された一日でした。

僕も演技をさせていただいたのですが、今回は緊張が悪い方に出てしまった感じ・・・。6月のサタデーナイトマジックで演じたのと同じ手順だったのですが、「今日はちょっと早口だったね」とのコメントを多数いただきました(汗)。

マジシャンの集まる場でどんな演技をするかというのは僕にとって難しい問題で、学生時代に和田祐治さんから「素人にもマニアにも受けないと本当はだめなんだよね」と言われてからずっと頭を悩ませています。

せっかくマジシャンに見せるのであればどこにでもあるマジックをどこにでもある演じ方でやっても仕方がないし、マニアにしか理解不能なトリックをやるのも違うと思いますし。

そんなわけで僕がマジシャンの前で演じるのは、一般客相手を想定していながら、その方法論がマニア視点から見るとちょっと面白いかも、というものが多くなっています。これなら何とか一般客もマジシャンも(ポイントは違っても)何かしら楽しんでもらえるのではないかという言わば苦肉の策というわけです。

ただこのやり方だと、一般客が一人もいない環境だと、途端に説得力がなくなります。実際に驚き、楽しんでいる人がいないとその方法論にも興味を持ってもらえません。やはりきちんとマジシャンをも驚かせ、もしくは楽しませることができるようになりたい、と痛感しているところです。

一緒に演技させていただいた佐藤総さん、一太郎さん、ふじいさんは、そんな僕の悩みのはるか先で観客を沸かせていました。そして皆さん自分らしさが前面に出ていて、それも大きな魅力になっているのです。僕も早くその域に達したいものですが、焦ってすぐに良くなるものでもありません。できることをちょっとずつ、積み重ねていきます。


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2009年11月05日 (木) | Edit |
ちょっと書くのが遅くなりましたが、11/1(日)、五反田ゆうぽうとで行われたモダクラ劇場7、出演者の日向さんに誘われて行ってきました。

主催の庄司タカヒトさんがこだわっているというだけあり、とても見やすいライブでした。会場を2つに仕切って、1箇所のお客さんが20人。多すぎない人数で、最後列からも現象が問題なく見えます。また、前半で2人、後半で2人の演技、途中に商品紹介をはさみながらという構成で、疲れない長さでリラックスして楽しめました。

日向さんもコンテスト前とは違って、ゆったりとした雰囲気で楽しそうにiPodの手順を演じていました。ただこれは本人も言うとおり、日本語での演技だからということもあるかもしれません。いずれにしても英語の演技をメインで見ていた私には新鮮でした。

3,000円とお手頃ですが、会場の雰囲気もいいし、ゆうきともさん、ふじいあきらさんも出演されて、贅沢な内容でした。庄司さんは最低でも10回までは絶対に続ける!と仰っておりました。次回以降も楽しみです。



実は私、ゆうきさんには学生時代、大変お世話になっていたのですが、しばらくマジックのイベントから離れていたために、お会いするのは約10年ぶり。しかもよく考えると純粋に観客として生の演技を拝見したことがなかったので、ちょっと緊張しつつとても楽しみにしていました。

で、実際に見させていただくと、いや、こんな私が言うのも本っ当におこがましいのですが、間違いなく以前より上手くなっているのです。10年前に既に完成形ではないか?と思っていたゆうきさんが、更に見やすく、更に楽しめる演技をされているのです。ご本人は「今日一番地味なマジシャン」と言われてましたが、確かに決して派手ではないその現象に対して、観客がどよめくわけです。その反応は、全然地味なんかではないのです。現象の持つ良さを、最大限、余すところなく観客に伝えているように思えました。

10年前と何が違うのか私には説明できませんが、久しぶりにお会いして分かったのは、ゆうきさんは決してご自分で完成したなどとは思っていなかったということです。自分のマジックを高めるために、試行錯誤を絶えず繰り返していた、そして今もまったくそのペースを落としていないに違いありません。

そしてそれは、ふじいさんも同じです。テレビで演じて有名になった「口からカード」ですが、この使いどころがさらに巧妙になっていました。演技中、何度も何度も出てくるのですが、繰り返し引っかかってしまうのです。いつ準備したのか全く分かりません。間もテクニックも、以前よりも改善されているのです。

打ち上げでふじいさんのお話を伺い、その秘密が分かりました。当たり前のことですが、ふじいさんは本当にマジック、そして技法が好きなのです。ただ、その好きの度合いが、周りの人間の想像をはるかに超えているのです。「最近のお気に入りはね・・・」と開発中の技法を見せてくださるのですが、これがもう次から次へどんどん出てきて止まらないのです。そしてそのレベルが尋常ではありません。普通のマニアがこれ以上は無理、もういいや、というところをあっさり超えたレベルで、こんなことはできないか、あんなことはできないかと、常に可能性を追求しているのです。しかもそれを、確かに実現しているのです。

お二人の演技を見、お話を伺って、好きなことを追求することのパワーを感じました。私も自分の「好き」をこれまで以上に大事にしていきたいと思っております。